糖質制限ダイエットを始めた時は、スゴく痩せたのに、最近は体重に変化が無い。。。
という人は結構いるようです。
はじめは身体も糖質制限に慣れていないので、大きな変化が出てくるのですが、慣れてくると身体の変化はどうしても減ってきてしまいます。
今日は、糖質制限ダイエットを続けているのに痩せない時の対処法についてお話したいと思います！
糖質制限ダイエットを続けて痩せない理由
先ほどもお話したように糖質制限ダイエットを続けて痩せない理由は、
『身体がその環境に慣れているから』
です。
人間は適応する動物なので、ずっと糖質制限をしているとその環境に慣れてきます。
いわゆるホメオスタシス（恒常性）によって、体重が一定に維持されるのです。
これが糖質制限ダイエットを続けているのに痩せない理由です。
さらに糖質制限をしてはダメです！
こうなった時に、多くの人がやりがちなのが、更に炭水化物（糖質）を減らすということです。
人間にとって、糖質（とくにぶどう糖）は大切な栄養です。
ぶどう糖を必要量摂ることは、身体を良い状態に保つために必要不可欠なことです。
これを糖質制限で体重が落ちたという成功体験があるために、過度に行うと、体重はその時は落ちるかもしれませんが、後にリバウンドしてしまったり、人によっては身体に不調を抱える原因になる人もいらっしゃいます。
適量の糖質を摂っている人は、それ以上糖質制限をしてはいけません。
『適量の糖質はどのくらいですか？』とよく聞かれるのですが。人によって活動量や筋肉量が違うので、なんとも言えないのですが、厚生労働省HPに出ている文章によると1日100gは最低摂取したほうが良いと書かれています。
正確に知りたい場合は、血液中のケトン体濃度を調べないといけないのですが、それは難しいのでまず1日140gから試して、体調の変化を見てもらうのが良いかなと考えています。
糖質制限ダイエットを続けて痩せない時の対処法
更に糖質制限をするのではなく、どのようにして糖質制限ダイエットを続けて痩せない状態に対処するべきかをお話したいと思います。
対処法としては、
1度、ドカッと炭水化物を食べる！
です。
『は？』って思った人、多いのではないでしょうか？
炭水化物を沢山食べるのが良いという意味ではありません。
先ほどお話したようにあなたの身体は、糖質制限をしてる状態に慣れてしまっています。
そのため、1度ドカッと炭水化物を食べることによって、環境を変えて、身体に刺激を入れてあげるです。
そうすることによって、再び身体が反応して、体重が落ち始めるのです。
ホメオスタシス（恒常性）を崩すということですね！
ダイエット目的で停滞期になられている方には、炭水化物の量を色々と変えることで、再び体重を落とす方法も使ったりしています。
ちなみに一時的にというのは、1日ドカって食べるってことです。
その次の日からは通常運転です。
もちろん、炭水化物の量を増やすだけで、
お菓子やケーキと言った砂糖が大量に使われているモノを沢山食べるわけではないので、ご注意ください！
糖質増やしたら、太りませんか？
この話をすると『糖質増やしたら、太りませんか？』とよく聞かれます。
最初はおそらく体重は増えます。
というのも、炭水化物が増えれば、体水分量は増えるからです。
ただ、これも一時的なものですし、食事の内容が変わればまた変わります。
あくまでも今の環境に慣れてしまった身体に刺激を入れることが目的なので、一時的な体重の増減には、一旦気にしないようにします。
大切なことは、過程での体重の増減ではなく、最終的に目標の体重まで減ることですから。
まとめ
• 糖質制限ダイエットを続けて痩せない理由は『身体がその環境に慣れているから』
• さらに痩せたいと思って、糖質カットするのは逆効果！
• 糖質をカットするのではなく、一時的に炭水化物量を増やし、身体に違った刺激を入れる
糖質制限ダイエットを続けて痩せない、一時的に停滞しているというあなたは、ぜひ、この方法を試してみてください！
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